home | NEWS | PROFILE | GALLERY | EXHIBITION | About SEASIR | ACO? | SEASIR-MAN | BLOG | LINK | CONTACT

 

沖縄が生んだ“シーサー”は昔から今も変わらぬキャラクターで人々を惹きつけています。
魔物から人々を守る、という役目は現代でいうところの“ヒーロー”そのもの。
ただし、シーサーは魔物を滅ぼさず、改心させてみんなで仲良くしていこう、というのが
その最大の魅力。最強の力を持ちながらもやさしい正義の心なのです。
そのシーサーをキャラクターで描いたのが「シーサーマン」。
「スーパーマン」「ウルトラマン」「アンパンマン」etc.日本の、いや世界中で正義の味方
といえば「〜マン」なのです。「〜マン」は「人」を表す英語ですが、子どもから大人まで
みんな知ってる「〜マン」。シーサーをより身近な存在に捉えて、その伝統やら哲学やらを
わかりやすく楽しみながら、でも何かいいでしょう、って。
つまりは直感的に「シーサーマン」なのだ。余談だけど「ウルトラマン」の脚本は金城さん
っていう沖縄の人が、いろんな「想い」をこめて描いていたんだよ。
琉球という国が育んだ大らかで力強いヒーロー、人々の願いや思いが獅子に育って生まれた
シーサー。これから先も何千年も続いて欲しいシーサーの文化だけど、今の時代のヒーロー
としてもいろんなシーサーがいたほうが、よりシーサーらしい、とこれはまじめに思ってい
るのです。

copylight TENSAI MITSUO

 


【シーサーマンと仲間たち】

 

シーサーマン

普段は赤瓦屋根の上の漆喰シーサーでいつも屋根の上からみんなを見守って
いる。ピンチのときにシーサーマンに変身して助けに来てくれる。
台風、塩害にも強い漆喰シーサーだが「寒さ」と「かわいこちゃん」に弱い

特技は「琉球空手」と「さんしん」

 

 

 


ベビーシーサー

小っちゃいシーサー。
趣味は屋根の上での「ひなたぼっこ」
小さいけれど結構ガンジュー(頑固)
シーサーマンと時々けんかもするが
大の仲良し。
IQ320のデキヤー(賢い子)。

プリンス

シーサー大王の長男でくるくるシーサーの
保育園からの幼なじみ。
チャームポイントは頭の王冠。
プライドが高く紳士的。 特技は「剣術」。
得意技は「プリンスサーベル」何でも切り刻める。

 

 

くるくるシーサーマン

シーサーマンの親戚。変身はできない。
えら呼吸ができる。
好奇心旺盛で冒険や探検が大好き。
得意技は「くるくるビーム」。
ビームに当たると「テンパー」(天才パーマ)
になってしまう。
料理が得意。食べるのも大好き

 

人魚ちゃん

沖縄の海のアイドル。癒し系。
どんな病気・けがでも治せる薬草の
知識を持っている。
30分くらいなら人間に変身して上陸可能。

 

 

 

 

 

 


【シーサーマンの絵本】


ACOな活動のひとつとして、シーサーマンの絵本があります。まだ企画中のものもたくさん
ありますが、少しずつ形にしていこうね。海に山に川に町に、シーサーマンが大活躍!

 

《とびだせシーサーマン》

おーくんは両親との約束をすっかり忘れて、子供達
だけで海へ遊びにいってしまいました。そして海で
恐ろしいサメに襲われてしまったのです。そのとき、
シーサーマンが!!
シーサーマンは子供達を助けることができるのか?
わくわくどきどきの手作り感あふれる絵本です。

ポストカード絵本/一色刷絵本/ポストカード にて発売中

《シーサーマンvsオニヒトデー(仮題)水彩絵本》

海のギャング、オニヒトデー。サンゴを次々に食べ尽くしていくわるい奴!
でも、本当にわるい奴なのかなあ?オニヒトデも精一杯生きているだけなん
じゃないのかな?その繁殖力がサンゴの成長のスピードよりも上回ってしま
ってるのかもよー。自然界のサイクルのバランスが崩れてしまってるのは一
体、なぜかな?
沖縄の綺麗な海の中で、いま起きていることをシーサーマンの活躍を通して
楽しく考えてもらえるとうれしいな。

 



【ACOプロジェクト】


シーサーは自然崇拝の象徴でもあります。自然崇拝をわかりやすく云うと「エコロジー」
沖縄はむかしからきわめて自然体で「調和」の精神を保ってきました。つまり、何げに「エコロジー」
な生活を育んできたのです。

伝統は“守る”ばかりじゃなくて、ある意味その時代の最先端でもあります。それが大勢の人々や社会
に受け入れられてはじめて伝統となりうるのです。生活のなかにある「伝統=トラディショナル」もまっ
たくその通りだと思います。肩肘張らず、その生活をたのしみながらまた、持続していくために、 今の
社会に適した「調和」のバランスが必要なんでありますね。

漆喰シーサーのアーティストとしてはできることなら楽しく、面白可笑しく「エコロジー」をやっていき
たい、と考えています。そうじゃないとアートとしても生活としても続かない気がして。
つまりは「普通の生活」こそがトラディショナルでかっこいい!のだよ。

自然とはその字のとおりに自ずから存在するもの。その秩序が崩れてしまったら自分たちの存在も危うく
なるんじゃないかな。その人なりが生まれついてもっている、才能のありったけを使って 表現していき、
いろんな人やものごとと繋がっていきたいのです。そのためにも「プロジェクト」として、
スローでいい
とおもう、自分の直感を信じて出来ることから始めていきましょう。


 

 

↑TOP
当ホームページ上の文章、画像は全て複製・転載などご遠慮願います。